光と影/オリジナル歌詞について思うこと

これは、まったくもって受け売りなんだけど、耳にしたときは全身に衝撃が走った。

「光は、絵に描くことができない。」
「絵では、強い光は影を濃く描いて表現する。」



光を描かずに「強い光」を表現する。
僕は、歌詞の世界も同じだと思う。

「美しい」と書かずに「美しい花」を表現する。
「青い」と書かずに「青い空」を表現する。
「広い」と書かずに「広い海」を表現する。

これこそがホンモノの表現者のなせるワザ。

いや、「美しい」と書くのを稚拙だと言ってるのではない。

「美しい」と書かずに美しさを表現できる人物があえて「美しい」と書くのと、そういうスキルがない、あるいはテクニックを知らない人物が書くのとでは、次元が全然違うのだ。

歌詞は奥が深い。
僕がなかなか歌詞を書こうとしない理由はここにある。


参考までに「青い空」「大きな海」について、
僕の大好きな歌を紹介します。



▼白鳥はかなしからずや空の青
  海のあをにも染まずただよふ(若山牧水)





▼海を知らぬ少女の前に
  麦藁帽のわれは両手をひろげていたり(寺山修司)





読んだ瞬間に
どこまでも濃い空の青と、どこまでも広い大海が目に浮かぶ歌です。

こんな歌詞、とてもじゃないけど書けません。

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ミラクル銀河伝説

Author:ミラクル銀河伝説
福岡市早良区在住のギター弾きです。人前で演奏するのが好きですが、自分の演奏だけはお客さんが集まらないので、地元の実力派ミュージシャンにご協力戴いてイベントを主催しています。出演希望の方は奮ってご応募ください。/参加費無料(ギャラも無ごめんなさい)
[アドレス]mail@gingamusic.com

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